【プロが語る】自動車整備工場の生き残り戦略5つ。これからの自動車整備業界の勝ち方

こんにちは、株式会社Blue Finback代表のチェンです。

 

弊社は自動車整備工場専門の補助金コンサルで、
今まで200件以上の整備工場の経営をみてきました。

 

 

なので僕はたくさんの自動車整備工場の経営者さんと話すんですが、
どの方と話ても必ず出てくる話題は、

「今の自動車整備業界は、本当に大変革の時代だよねー」

ということ。

 

 

特定整備

OBD車検、

電動化。

 

 

さまざまな変化が一気に押し寄せているこの時代は、
当然

 

勝つ企業と負ける企業の2極化

 

が起こることになります。

 

 

というか、

すでに起こってます。

 

 

別の記事でも話ましたが、
廃業する整備工場はどんどん増えている。

勝ち組と負け組の差が明確に出ている。

 

 

では、

どうすれば勝ち組に入れるのか?

 

 

僕は今まで200以上の整備工場の経営を見てきて、
その答えにたどり着きました。

 

 

売り上げが高かったり利益が多い企業には、
必ず

ある共通点

があったんです。

 

 

そこで今回は、

自動車整備工場のこれからの生き残り戦略

ということで話していきます。

 

 

変化が終わってからではもう遅いです。

 

動くなら今から動かないと、
気づいたら周りに遅れをとっていることになります。

 

 

必ず記事の最後まで読んで、
あなたの会社は生き残るために今何ができるかを
チェックしてみてくださいね。

 

 

目次

自動車整備業の市場規模の変化

 

まず、具体的な生き残り戦略に入る前に、
現状の自動車整備業界を知っておく必要があります。

 

今の状況を知らずに、
対策はできないのでね。

 

 

 

あなたは、整備業界の市場規模がいま
どう変化しているかを知っていますか?

 

 

自動車整備に携わるものとして、
市場の動向は知っておかなければいけません。

 

 

実は今、自動車整備業界の売り上げの推移は以下のようになっています。

 

 

 

 

これをみればわかる通り、
実は、自動車整備業界の全体の市場規模って、
全然下がってはいないんですね。

 

 

整備業界ってけっこう落ち目とか斜陽産業ってイメージあるけど、
実は全体でみたら市場規模は安定してます。

 

へー、意外だな、と。

 

 

 

でも、実はこれがワナでして、
これで安心してはいけない

んです。

 

 

なぜなら、全体の市場規模は安定していても、
その内訳は大きく変わってきているからです。

 

 

 

もう一度市場規模のグラフをみてください。

 

 

 

 

はい。

 

専業(=一般的な整備工場)の売上はゆるやかに減ってきていて、
その代わりにディーラーの売り上げがどんどん上がっています。

 

 

「ディーラーが客を囲い込んでるなんて、
とっくに知ってるよ!」

 

って人も、改めてグラフをみると
本当にそうなっていることが実感できます。

 

 

 

 

そして、こちらの事業所の数のデータ。

 

 

 

これを見ると、専業の事業所の数(=整備工場の数)
はだんだんと減っていることがわかると思います。

 

 

そして、整備工場の方が数は圧倒的に多いのに、
全体の売上ではディーラーに大きく負けていると。

 

 

つまり、これらのデータから

ディーラーによって
整備工場がだんだん締め殺されている

のが今のことの業界だということがわかると思います。

 

 

実際に、僕の知り合いの整備工場でも、
なんとか生き延びてはいるが、
お客さんの数がだんだん減ってきて
売り上げもだんだん下がっているところも多いです。

 

 

では、どのようにすれば整備工場が生き残ることができるのか?

 

 

僕が今まで成功している整備工場をたくさんみてきて
気づいた共通点を5つ発表したいと思います。

 

 

その5つがこちらです。

 

整備工場の5つの生き残り戦略
  1. 別事業の展開
  2. 設備投資をする
  3. 人材を確保する
  4. 集客に力を入れる
  5. M&Aをする

 

 

 

 

整備工場の5つの生き残り戦略

 

1.別事業の展開

まず考えられるのは、別の事業を展開することです。

 

別事業を展開することにより、
万が一整備業の売上が落ちてしまったとしても、
リスクが分散できます。

 

成功している整備工場さんは、
決まって自動車関連の他のサービスも提供していますね。

 

 

 

でも、別事業であればなんでもいいわけではありません。

 

今の整備業と相乗効果(シナジー)がある事業を始めるがセオリーとなっています。

 

 

 

例えば、以下のようなものが挙げられます。

 

  1. 中古車買取販売
    整備の知識が中古車の査定に活きる
    買取した中古車を自社整備工場で整備して売りに出せる
    中古車を販売したお客様に、整備も利用してもらうことができる

  2. 新車リース販売
    中古車を販売したお客様に、整備も利用してもらうことができる

3.ロードサービス
 ロードサービスした後の車をそのまま自社工場で整備や鈑金塗装ができる

4.車検
 定期的な集客ができるようになる

 

一番始めやすいものから着手しましょう。

 

 

 

2.設備投資をする

次に、設備投資です。

 

設備がないと、いろんなデメリットがあります。

 

  • 対応できる車種が限られる
  • 作業の効率が悪くなる
  • 従業員の満足度が下がる

 

 

逆に、新しい事業を展開しなくても、
設備投資をすることで
既存の整備の売り上げや利益を上げることができます。

 

 

 

具体的には、

  • リフトを増やして、受注できる件数をアップさせる
  • 古くなったタイヤチェンジャーなどを買いかえて、効率をアップさせる
  • 塗装ブースを導入して、水性塗料に対応して受注を増やす

 

などです。

 

 

特に、

最新技術への対応

は今後大事になっていきます。

 

 

先進安全装置関連ですね。

 

 

  • スキャンツール
  • エーミングツール
  • アライメントテスター

 

などは、今後対応していかないと、
売り上げがどんどん下がって生き残れないのは明白ですね。

 

 

でも、

「そんな設備を導入するお金なんかないよ」

という方もいるでしょう。

 

 

そんな方は、
補助金を使って設備導入をしてください。

 

 

補助金を使えば、設備を買った金額の2/3が国から補助金としております。

 

 

例えば、1500万円するアライメントテスターでも、
国から1000万円もらえるので、
実質500万円で買うことができます。

 

もちろん、補助金が返済義務もありませんので、
積極的に活用することをおすすめします。

 

 

もし資料作成がめんどうと感じるのであれば、
弊社の方で申請代行サービスも行っています。

 

 

3.人材を確保する

また、人材も不可欠です。

 

特に自動車整備業は資格が必要にな業界。

 

 

自動車整備士や、自動車検査員の人材は必ず必要になってきます。

 

 

若者の車離れも言われているように、
今後、自動車整備士の数はますます減っていきます。

 

 

なので、
「いあm人が足りてるから大丈夫」
ではなく、今後をみすえて
今のうちから採用と教育をしていくべきです。

 

最近では、外国人技能実習生を雇う整備工場も増えていますね。

 

 

4.集客に力を入れる

集客は売り上げの要ですが、
集客にきちんと力を入れている整備工場は、
それほど多くはない印象です。

 

 

特に、インターネットでの集客は、
やっているところの方が少ないですね。

 

ホームページがなかったりとか、
ホームページがあったとしても、
適当に作られていて全然アクセスがなかったりとか。

 

 

 

なので、ホームページがなかったり適当にやっていた場合は、
自分で作るのではなく、
専門の業者に任せましょう。

 

僕の知り合いでも、自動車整備工場専門で
ホームページ制作をしている会社もあります。

 

専門業者が作ったホームページの方が、
圧倒的にアクセスが取れて、集客につなげることができます。

 

また、適切に広告を回してくれる業者もいます。

 

 

だいたいは着手金無料で、
ホームページ経由で集客できたらパーセンテージでもらう、
というところが多いですね。

 

なので、リスクゼロで集客できます。

 

 

5.M&Aをする

どうしても資金が足りない。

後継ぎがいない。

このままでは生き残れるとは思えない。

 

 

そういったときには、

M&A

が選択肢に入ってきます。

 

 

資金が足りなければ設備投資も人材も増やせませんし、
後継ぎなどは頑張ってみつかるものでもありません。

 

「どうしても生き残れる気がしない」
ということもあるでしょう。

 

 

そんなときに、
自分の会社を存続させるためには
M&Aをするのがベストです。

 

 

M&Aで株を大企業に持ってもらうことにより、
大きい資本が会社に入ります。

 

そのお金で設備投資や人材の雇用ができて、
整備工場が急に息を吹き返すこともあります。

 

 

弊社でも自動車整備工場専門で低価格でM&Aを行っています。

 

どうしても資金が足りなかったり、
後継ぎが見つからない。

または、売り上げがどんどん下がっている。

 

そんな方は、
一度相談されることをおすすめします。

 

 

まとめ

今回は、自動車整備工場の生き残り戦略ということで話してきました。

 

 

まとめると、
このようになります。

 

整備工場の5つの生き残り戦略

整備工場の現状

市場規模は安定しているが、
ディーラーにシェアをどんどん取られている状態。

 

整備工場の5つの生き残り戦略

  1. 別事業の展開
  2. 設備投資をする
  3. 人材を確保する
  4. 集客に力を入れる
  5. M&Aをする

 

 

弊社では、補助金などの設備投資の支援に加えて、
M&Aの支援も行っております。

 

経営に不安がある場合には、
全力でサポートいたします。

 

 

東大生が補助金申請をサポートします

 

Blue Finbackでは、自動車整備業専門で補助金申請代行を行っています。

 

2022年のものづくり補助金の採択率は、圧巻の9割以上。(全国平均約5割)

 

弊社は自動車整備業に特化して申請代行しているので、
業界を絞っていない他社よりもはるかにクオリティが高い申請で、
圧倒的な採択率を誇っています。

 

◆ 9割以上という圧倒的に高い採択率 (全国平均約5割)
◆ 自動車整備専門・ものづくり補助金専門という2つの専門性
◆ 再申請が無料なので、万が一不採択でも何度でも無料で再申請

 

「この設備は補助金おりますか?」
「どのくらい補助金がもらえますか?」
「どのような流れで申請するんですか?」

など、簡単な電話相談だけでも歓迎です。

 

なお、弊社の条件や料金プランはこちらから確認できます。

 

まずは下記よりご相談ください。

 

→無料で電話で相談してみる

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次