こんにちは、Blue Finback代表のチェンです。
今回は、
- ものづくり補助金の補助率はどのくらい?
- 補助率を上げる2つの方法
を紹介していきたいと思います。
「そもそも補助率とは?」
というところまで紹介しますので、
「ものづくり補助率少し気になるな」
と思っている方はぜひ記事の最後までご覧ください。
そもそも補助率とは?
補助率とは、
買った設備の金額のうち
どのくらい国が補助してくれるか?
の割合のことです。
たとえば、補助率2/3で1200万円の設備を買った場合、
1200万円 × 2/3 = 800万円
の補助金が下りる、というわけです。
ものづくり補助金の補助率は?
では、ものづくり補助金の補助率はどのくらいかというと、
基本的には
1/2
です。
半分。
たとえば、1000万円の設備を買ったら、
1/2の500万円が補助金としてもらえます。
ただし、ものづくり補助金の最大補助額は1000万円なので、
補助金は1000万円は超えません。
たとえば、3000万円の設備を買っても、
1500万円ではなく、1000万円しかもらえません。
しかし、ものづくり補助金の補助率、
2021年の6次公募時点で実は
2/3にアップさせる方法が2つあります。
それを今から紹介しますね。
ものづくり補助金の補助率を2/3にアップする2つの方法
結論からいうと、
その2つの方法とは、
- 小規模事業者として申請する
- 低感染リスク型ビジネス枠で採択される
です。
小規模事業者として申請する
実は、「小規模事業者」として申請すると
補助率は一律で2/3になります。
小規模事業者とは、
従業員(社員、アルバイト含む)が5人以下の事業者
です。
どうしようもないところではありますが。
ただし、社員とアルバイト合わせて6,7人くらいであれば、
労働契約によっては小規模になる可能性があります。
「でも、ウチは5人以下なんて無理だよ!」
そういう方は、補助率をあげる方法がもう一つあります。
低感染リスク型ビジネス枠で採択される
2021年度のものづくり補助金では、
低感染リスク型ビジネス枠
というものがあります。
低感染リスク型ビジネス枠とは、
ざっくりいうと、
期間限定で実施されている
コロナ枠
です。
「感染対策に気を使った事業には優遇するよ〜」
っていう枠のことです。
具体的な要件はこちら。
以下の3つのどれかを満たせば低感染リスク型ビジネス枠に申請できます。
ー低感染リスク型ビジネス枠の申請要件ー
- 物理的な対人接触を減らす事業
- 物理的な対人接触を減らす設備の導入
- ポストコロナに向けたビジネスモデルの転換
主に使いやすいのは、
2.物理的な対人接触を減らす設備の導入
かな、と思います。
で、この低感染リスク型ビジネス枠で採択されると、
補助率が1/2から2/3になります。
そのほかにも低感染リスク型ビジネス枠の
メリットを挙げると、
- 補助率が1/2→2/3に
- 広告宣伝費も補助対象に
- 不採択でも、通常枠で優先的に採択
一つ注意として低感染リスク型ビジネス枠で出しても、
通常の1/2の補助率で採択されることもあります。
ただ、それでもぶっちゃけいうと、
絶対に低感染リスク型ビジネス枠で出した方がいいです。
たとえ低感染リスク型ビジネス枠に落ちても
通常枠に自動で審査されるし、
しかもほかの通常枠よりも優先的に採択されるからです。
以上を考えると、ものづくり補助金を申請するなら、
低感染リスク型ビジネス枠がある今がチャンスですね。
導入する設備とコロナの関係を申請書に盛り込みましょう。
まとめ
ということで、今回はものづくり補助金の補助率について話してきました。
まとめると、
===
基本的には補助率は1/2
ただ補助率が2/3になる条件が2つあって、
- 従業員が5人以下
- コロナ枠で採択
===
設備は数百万とか1000万なので、
補助率は1/2から2/3になるだけでも
200万円とか変わってきます。
申請するなら、絶対にコロナ枠がある今でしょうね。
また、
「そもそもものづくり補助金ってなに?」
って方はこちらのものづくり補助金の概要の記事をご覧ください。
この記事を読めばものづくり補助金の全てがわかりますので。
それでは!
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